(以下は2022年12月のメルマガ「文明の万華鏡」からの復刻です)
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「米国・西欧の白人は自己主張が強い。力で自分の勢力範囲を拡張する傾向がある」という見方がある。
今はもう廃れた感のある、米国の「西部劇」で、白人がインディアンを残虐に殺していくのを見るだけで、それは十分証明された気になる(ジンギスカンのモンゴル軍や、豊臣秀吉の朝鮮侵略軍はどうする? という疑問はさておき)。
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これについては、一つにはホルモンの違いで説明する向きがある。それによれば、日本人は「セロトニン」を吸収する力が強く、そうなると幸福感が増し、性格が穏やかになるのだそうだ。セロトニン不足の白人は、神経質、つまり攻撃的になる――という具合。
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これも眉唾だなと思っていたら、12月4日付けの日経に面白い記事を見つけた。ネコ科動物を故郷とするトキソプラズマという寄生虫が、人間を含めた動物の脳や筋肉に住み着いて、宿主を攻撃的にし、野心的な行動を取らせるというのだ。
すでに人類の3分の1以上に寄生しているという情報もあるのだが、トキソプラズマの感染率が高い国にサッカーの強豪国が多い、という研究結果も発表されている。
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これならわかる。「サッカーの強豪国は白人国だ。白人を攻撃的にしているのはトキソプラズマだ。」というのが、今月の結論。でも、日本チームも16強までいった、それはどう解釈するのだ? と聞かれたらこう答えよう。「それは欧州のサッカー・チームで戦っている間に、トキソプラズマを移されたのだ」と。




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