(これは3月のメルマガ「文明の万華鏡」に書いたものです。彼のことは広く知っていただきたく、ここに掲載しておきます)
.
私のただ一人の弟、仁(まさし)が2月、71歳の若さで亡くなりました。コロナをきっかけに線維性肺炎を起こしたものと思います。
.
彼は宗教学者で、20年ほど前、「日本の夢信仰: 宗教学から見た日本精神史」(https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%A4%A2%E4%BF%A1%E4%BB%B0%E2%80%95%E5%AE%97%E6%95%99%E5%AD%A6%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E5%8F%B2-%E6%B2%B3%E6%9D%B1-%E4%BB%81/dp/4472402645/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=126CJRFSNY2VC&dib=eyJ2IjoiMSJ9.61WCJ0B0QEFH3O1eZg_OTA.qe-yi_ZtudG0TnzpKNLllNKuVcQtaUgh2hG2weANFoU&dib_tag=se&keywords=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%A4%A2%E4%BF%A1%E4%BB%B0&qid=1782694823&s=books&sprefix=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%A4%A2%E4%BF%A1%E4%BB%B0%2Cstripbooks%2C212&sr=1-1)でサントリー学芸賞を得ています(2002年 玉川大学出版部)。
.
研究のきめは細かく、そのくせ文章は平易・清澄でした。彼とはいつか兄弟名で、日本の歴史についての共著を出したいと思っていました。二人の母方の祖父は考古学者の後藤守一で、皇国史観の権化であるかに書かれたこともありますが、そんなことは全くなく、兄弟二人の矜持を支えてくれた存在であった、ということがあるからです。
.
6歳も年下の弟になくなられて、めっきり歳を意識しているところです。ただ、おりしも、多言語ブログのwww.japan-world-trends.comが復活し、今化粧中です。こちらを根城に、仁の魂も自分のうちに秘めて、日本・世界に向けて発言していこうと思います。




コメントを残す