(2024年11月のメルマガ「文明の万華鏡」から)
今週は箱根に行ってきました。芦ノ湖の紅葉を愛でようと思いましたが、曇りで、遊覧船ではほとんど寝て過ごしました。それでも第1日は快晴で、駒ケ岳から真っ白な富士山と芦ノ湖のアンサンブルを満喫できました。
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強い印象を受けたのは、「ガラスの森美術館」で、ここは美術館の建築、敷地全体の設計がまず第一に素晴らしいと思いました。アール・デコと言いますか、ジブリ風の、しかし趣味の良い建物がいくつか池を囲んでいて、そこにヴェネツィア・ガラスを中心にいくつものガラス作品が飾られて(売られているのもあり)いるわけです。
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ヴェネツィア・ガラスは、ヴェネツィアがポルトガルにアジアとの商権を奪われた時、1円でも稼ぐために開発されたもののようで、なんとなくうら寂しいのですが、作品は美しいこと限りなし。
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この美術館は誰の思い付きで、誰のコレクションを核に、誰が設計して作られたものなのか、現地で情報がありませんでした。インターネットで探すと、設計は池原義郎という高名な建築家。運営は「うかい」社ということになっています。「うかい」は料亭など手掛ける企業で、美術館では付属のレストラン初め、運営は立派なものでした。




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