(これは、2017年10月のメルマガ「文明の万華鏡」から復刻しました)
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, 河東哲夫
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NHKで狂言見ていてふと思う。狂言も、能も、浄瑠璃も歌舞伎も皆、京都、大阪で生まれているのに、なぜ京都弁、大阪弁を使わない? 狂言と来たら、「何々でござる」とか、「何々でそうらえ」とか固い標準文語。なぜ「何々どす」とか「何々してくれはりまっか?」と言わない? 吉本喜劇みたいになっちゃうから?
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いや、そうではあるまい。京都弁と今日呼ばれているものが室町時代にはなかったからではないかと思って、ウィキペディアを見てみたら、やっぱりそのようだ。何と「どす」「やす」「はる」などは幕末以降に成立・普及した言い回しだと書いてある。幕末の流行語尾が定着したんだね。
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数年前、ジャズ歌手の伊藤君子が、「津軽弁ジャズ~ジャズだべ! ジャズださ!」というCDを出し、津軽弁とブルースが妙に似合っていたものだけれど、それと同じで、狂言はやはり河内弁あたりでやってもらうのが一番やんけえ。




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