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沿ドニエストルの大兵器庫

過去のメルマガを見ていて、2024年2月のものから見つけた面白い記事を再録しておきます。今でも事情は変わっていません。

                             .河東哲夫

ウクライナがらみで思い出しましたが、西隣のモルドヴァに「沿ドニエストル」という帯状の地域があります。人口は22万で半数がロシア人。ソ連崩壊直後にソ連軍が武力を使って、モルドヴァからの独立を宣言。以後モルドヴァ本体とつかず離れず、しかし経済的には互いに依存している状況を続けてきました。

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今、ロシア軍はここまで攻めてこられる状況になく、黒海艦隊も戦力を大きく失っている状況で、親欧政権のモルドヴァは沿ドニエストルの自立性を奪うべく圧力を強めています。

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そこで問題になるのが、ここには欧州一の規模と言われる兵器庫があることです。23年3月2日付けの戦略文化財団記事によれば、このKolbasnaの弾薬庫・武器庫は欧州最大。砲弾、爆弾(FAB-500,FAB-1000)、戦車100台、装甲車200台、3万台以上の車両、200の高射砲、Gradミサイル、3万の自動小銃・機関銃を蔵し(賞味期限切れているかもしれませんが)、ウクライナ軍の戦争を1年は持たせることができるそうです。

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ここは1500名の地元ロシア人兵力で守られていて、爆薬がしかけてあるそうです。爆発すれば、爆風は40~50キロに及ぶそうで、モルドヴァの首都キシニョーフにも届くでしょう。目が離せません。

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