(これは2022年12月のメルマガ「文明の万華鏡」からの復刻です。 記録のために)
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ゼレンスキー大統領は21日ワシントンを訪問。バイデン大統領から18.5億ドル分の追加支援をもぎ取った。
Kiel研究所によれば、ウクライナは10月までに世界40か国から938億ユーロ相当の援助を受けており、うち米国は523億ユーロ、EUが292億ユーロを負担している。ウクライナの2021年GDP推計額は約2000億ドルなので、ウクライナはGDPの半分強に相当する支援を得ていることになる。これは大変なことだ。
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と思っていたのだが、第2次世界大戦での米国の対ソ連援助(1941年のLend and Lease法による兵器・食料などの無償供与)はなんと、これに勝るとも劣らない規模のものだった。先日、ついでがあって、その規模を調べて、仰天した次第。
Wikipediaによれば、それは総額113億ドル、インフレ率をもとに計算すると現在の価値ではその約20倍、つまり2000億ドルを越える。これを使って、40万台以上のトラック、13万台以上の戦闘用車両、267万トンもの燃料等石油製品、450万トン分の食品、1900両の蒸気機関車、120両の戦車等が供与された。
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だからこそ第2次大戦を生きたソ連市民は、米国製コンビーフの味を懐かしく思い、バンジョーの音色も高らかに得意げに踊ったのだ。もともとお互いに大きな国で、大雑把で、世界のことを気にかける「(はた迷惑な)使命感」に満ちている点で仲間的なところがあり、相性はいい。今でも政治では反米、ビジネスや文化では米国移住を夢見るのがロシア人なのだ。
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しかし、チャーチルにけしかけられてノルマンディーに上陸するまでは、「ソ連を使ってナチをたたく」やり方を続けた当時の米国。何やら今の米国にそっくりだ。ちなみに今は、チャーチルに相当する政治家は欧州にいないから、米国はずっとウクライナに参戦しないだろう。




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