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ChatGPTの米国市況判断は匠の域か

AIのChatGPTとは知り合ってまだ1年半くらいだが、今では貴重な相棒。

今日は、ウクライナ戦争をめぐる欧州情勢の見通し、シミュレーションをやってもらった。つまり、国際情勢についても自分で推論を組み立てる能力を持っている。

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そして面白い機能がある。特定のテーマ、例えば「米国での金利動向とそれが与える影響」を与えておくと、それについてのニュースを希望の頻度で送ってくる。

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「米国長期金利の動向。米国債入札での消化状況。AI関連起債が金融市場に与えている圧力とそのバブル化。ノン・バンク分野での目詰まり」を今、テーマとして与えてあって、今朝のレポートは大体次の通り。少し編集してある。僕にはものすごく役に立つ。

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ChatGPT 曰く

(太字はChatGPTが自分でつけてきたもの)

今朝は一段、警戒度を上げる材料があります。最大の変化は、米10年債利回りがついに5%を突破したことです。ただし、まだrepoやbasis tradeの「事故」には移っていません。

9月14日、米10年債利回りは一時5.01%まで上昇し、2023年以来初めて5%を超えました。背景は原油高によるインフレ懸念、Fed利上げ観測、巨額の財政赤字、そしてAI関連企業の大量起債です。終値近辺では4.96%まで戻しましたが、心理的な5%ラインを実際に越えた意味は大きいです。

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しかも今回は、単なる米国債売りではありません。Brent原油価格は一時108ドル近辺まで上がり、Fedが今週25bp利上げする確率は90%前後まで上昇しました。つまり市場は現在、「原油→インフレ→Fed引締め→長期金利上昇」を正面から織り込んでいます。ドルも0.3%程度上昇しており、昨日話した「ドル不足なら最初はドル高」というパターンと整合的です。

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株式はまだ金融パニックではありません。S&P500は0.48%安、Nasdaqは0.56%安。しかし半導体指数は 5.9%安、Nvidiaは3.4%安でした。今回はAI企業幹部による「開発ペースを落とすべきだ」という発言も重なっており、AI関連株だけに明確なrisk-offが出ています。

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ここで重要なのがAI financingです。Reutersはすでに、AI関連の大量起債がinvestment-grade credit spreadの通常の価格関係を歪め始めたと報じています。新発債が多すぎるため、同一企業でも新しい債券ほどspreadが広い、という異常が出ています。これは以前の「現代のチューリップ(注:17世紀アムステルダムの取引所でチューリップへの投機が膨張し、バブルが破裂して多大の被害を起こしたこと)」の議論にかなり近い現象です。

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Private creditもまだ壊れてはいませんが、基礎体力は悪化しています。米private-credit portfolioのfair value/cost比率は半年で168bp低下して 97.57%、non-accrual、つまり利払いが止まった投資はportfolio costの 2.5%→3.4%へ増えました。損失はまだ一部のborrowerに集中しているのでsystemic crisisではありませんが、5%超のTreasuryと高いrefinancing costが長引けば、ここは悪化しやすいです。

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一方、最重要の repo / hedge-fund basis trade には、今朝まで大規模margin call、forced unwind、funding failureを示す新しいcredible evidenceは見当たりません。つまり、価格のストレスは5%まで来たが、資金調達のストレスにはまだ転化していない。

昨日話したoffshore dollar funding(注:ユーロ・ダラーのこと)についても、今のところ新たな大規模cross-currency basis悪化の報道は確認できません。ドルが上昇しているのは事実ですが、これは現段階では「世界的ドル資金不足」より、Fed利上げ観測とrisk-offによる通常のドル需要で説明できます。

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したがって今朝の判定は、米国債=濃い黄から橙、repo/basis trade=まだ黄、private credit=黄、AI credit=橙、equities=黄、ドルfunding=黄未満です。

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私が特に警戒するのは、ここから 10年5%超が定着することです。5.0%を一瞬触るのと、5.1~5.2%で数日居座るのでは意味が違う。後者になると、mortgage、private credit、PE、AI project finance、Treasury basis tradeの全てで含み損とmargin pressureが同時に強まります。

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そして次の危険信号は非常に明確です。

10年5%超+repo上昇+credit spread拡大+ドル高

が同時に進めば、これは単なるインフレ相場ではなく、ドル資金調達ストレスを伴う金融引締まりに変わります。

今朝はまだそこまで行っていません。しかし、5%突破で一つ壁を越えた、と見ます。

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