日本では自分だけの殻にこもっているのが、一番心地いい。これが個人主義だと、我々は思っています。でも、日本には皆で議論するべきことがまだ沢山あります。そして日本、アジアの将来を、世界中の人々と話し合っていかなければなりません。このブログは、日本語、英語、中国語、ロシア語でディベートができる、世界で唯一のサイトです。世界中のオピニオン・メーカー達との議論をお楽しみください。


AIへのけた外れの投資 19世紀産業革命と同じ新次元の話

この頃、エヌビディアとかイーロン・マスク系のxAIとか、生成AI系の話しだと数兆円規模の投資の話しがぽんぽん出てくる。これまでは考えられなかった、巨額の投資。ちょっと信じられない。

しかし、19世紀の初めの英国で、製鉄、鉄道建設を中心に産業革命(の第二波)が起きた時は、まさにこういう「異次元の世界へ突入」の感じがしたのだろう。それまでの綿織物産業に比べて、必要な投資の額が二桁、三桁違ったことだろう。綿織物工場なら、英国の地方銀行にジェントリーたちが預けた資金で融資できたことだろうが、高炉や数百キロもの鉄道、機関車、貨車、客車となると、株式会社を解禁して、大規模な資金を集めなければならなかった。

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しかし、デジタルで信号をやり取りするだけのAIが、一体全体、どうしてそんなに金を食うのか。それはサーヴァーのために大規模な発電能力が必要だから、ということになっているが、本当か? このまま生成AIの電力消費は右肩上がりで増えていくのか? 何かテクノロジー上のブレークスルーがあって、消費電力が一桁、二桁落ちたら、何が起きるのか? だいたい、人間の脳が消費する電力は微々たるものなのだから。