ある昼下がり。地元の駅から都心へと出かける。折よく、池袋で乗り換えなし、座ったままで江戸川橋まで行ける電車。
よかった、と思って、座席に背と足を延ばし、おもむろに新聞を広げると(4分の1に畳んでます)、まだ開いていたドアから「シーラバ、シーラバ、ゴミュクイシーラバ」とか、意味不明の言葉を唱えながら、30歳くらいの男が入ってくる。両手を打ち、「シーラバ、シーラバ」とわりに楽しそうに唱えている。
ゆっくりできると思っていた僕は気が気でなく、それでも見ないようにしていると、手を打ちながら、隣の車両に行ってしまった。
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やれやれ。息つく島もない。ストレスの多い日本社会だから、こういう人多いんだ。まるで、見たくもない演劇を見せられているようで、疲れる。



