今、米国の金融市場では、ソフト・バンクがAIへの投資資金を高金利債券の発行で賄っていて、話題になっている。
SoftBank Groupは9月24日、OpenAIへの投資などを賄うため111億ドル相当のhigh-yield債を実際に発行した。
空前の規模、しかも利率は5.5年物で9.25%、7.5年物で9.75%と高金利。それでも起債は成立した。長期国債は5%の利回りをつけてもなかなか売れない状況になっているが、AIというストーリーがつくと、9.75%でも売れてしまうのだ(以上、ChatGPTが筆者に毎日送ってくるレポートより)。
.
ソフト・バンクは、いろいろ防護壁を設けているが、もしAIというストーリーの化けの皮が剝がれると、損することは免れまい。
そこで僕は、ChatGPTがどこまで駄洒落を理解するかと思ってひっかけてみた。
.
「Chatよ。『Son氏が損をするかどうか。それが問題だ。』これを英訳できる?」と。ハムレットのTo be or not to be. を意識して。
.
Chatは答えた。
「シェイクスピア調なら、“Whether Mr. Son will lose his fortune or not—that is the question.” が一番でしょう。
もっと原文 “To be, or not to be: that is the question.” に露骨に掛けるなら、“To lose, or not to lose—that is the question for Mr. Son.” こちらの方が洒落としては効きます。
.
ああ、やっぱりChatGPTはくそ真面目に過ぎる。駄洒落まではわからないんだなと思って、僕は言った。
「それはだめだ。ソンという発音が同じという、駄洒落なんだよ、これは。このまま、英語にしても駄目だね。」
.
Chatの答えは。
「ああ、そういうことか(笑)。孫(Son)と「損」ですね。こちらが完全に取り逃がしました。
これは英語では、そのままでは成立しません。英語の Son は当然「損=loss」の意味を持たないので、「Son氏が損をするかどうか。それが問題だ。」の二重性が消えてしまいます。
日本語の駄洒落だと明示して、“The question is whether Son will suffer a son — Japanese for ‘loss.’”……とやる手もありますが、これは説明した瞬間に駄洒落が死にますね。
これは日本語版だけの特権として残すのが一番だと思います。英語版では別のジョークを考えた方がいい。」
.
(その通り。でも応答ぶりがまた真面目で。AIはまだ「ワル」には対処できないんだな)




コメントを残す