2009年07月24日
侘びと寂びはワサビだ
これまで20年近くモスクワに住んで、池坊の生け花と表千家の茶道をロシア人に教えて、このほど帰国された山田みどりさんから聞いた話。
――ロシア人の間に日本文化への関心は本当に高まっている。ワビ・サビという名前の日本食レストラン・チェーンもモスクワにはある。
でも中には中途半端な理解もあって、ワサビというのは「侘び」と「寂び」を合わせてできた言葉だと思っているロシア人もいるのだそうだ。
でワサビと言えば、モスクワの鮨屋でよくワサビを塊のまま食べてしまうロシア人がいて、見ていて可哀そうだった・・・――
ロシア人は、よく珍妙な理論を考え付く。現実から遊離して、理論だけの世界で遊ぶのだ。
で、たまに当たって、「テレビも、・・・も、・・・も、ロシア人が発明したものだ」と大威張り。パテント、登録しておけば良かったのに。
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