2008年05月08日
メドベジェフ大統領の側近は?
昨日中央アジアから帰ってきて、メドベジェフ大統領の就任式をインターネットで見た。8年前、プーチンが大統領になった時と同じ、壮麗で金ぴかなクレムリンの宮殿にメデベジェフがどこか頼りなげに入ってくる。
今日はプーチンが首相に選ばれることになっていて、メドベジェフ大統領との間の関係がこれからどうなるかが注目の的だ。そこを占うには、両者に配されるスタッフの面々を見るのが一番だと思って、メドベジェフ大統領府をインターネットで検索してみるとーーーなんと「大統領府のこれまでの面々はメドベジェフによる指示があるまで、現在の職務を臨時に続けるべし」という大統領令(7日づけ)が掲載されているではないか。
こんなことって、他の国では考えられないですね。まあ要するに、7日は大統領就任、8日はプーチン首相「就任」、9日は戦勝記念日で久方ぶりの赤の広場での軍事パレード、とイベントが続く中で、タイミングを見て大統領、首相の間でスタッフの切り分けを決めよう、ということか?
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