2010年12月30日
「国際化」の限界
日本の企業が海外に本社を移そうとしたり、経営陣を外国人で固めたり、このままいくと日本という国は「ばらけて」しまうのではないかと思うが、やはりそれにも限界があるだろう。
今日テレビで冨士宮市の景色と人々を映していたが、やはり人間にとって一番自然なのは「ばらけてしまう」ことよりも、地域のコミュニティの中でしっかり生きて行くことなのだろう、と思った。
ジャック・アタリの言うような「遊牧人種」的な生き方のできる者は、世界でも絶対少数だろう。
コスモポリタンな生き方というのは、高所得の欲しい者がやればいいので、彼らも歳を取ってくると鮎のように、昔育った場所に戻ってくるのが安楽なのか。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.japan-world-trends.com/cgi-bin/mtja/mt-tb.cgi/1352