2017年11月26日
荒くれと ならず者の支配する世界へ
この頃なにか気が沈む。今までだいじだと思ってきたものが、すべて急に意味を失ってしまったような空洞感。
自由とか民主主義とか人道とか、自由貿易とか競争とか市場経済とか、そんなものには目もくれない、荒くれの米政権。そして力づくで世を渡ろうとするならず者が蝟集する途上国、そして旧社会主義国。
中国や北朝鮮のエリート達は、専制主義が染みついていて、何千人もの党員がおとなしく壇上の演説を聞いている。
日中経済協会が20日から250人もの企業幹部を連れて訪中したのはいいけれど、まるで幼稚園のスズメみたいに雛壇上にずらりと並ばせられて、記念写真を撮られる始末。まるで日本からやってきた朝貢団だ。明治維新以来150年、いったい何を学んできたのか。この人たちは、中国や北朝鮮のような集権国家の行動様式にいとも簡単に同調してしまう。
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