2015年5月 2日
この頃アメリカで流行るのは、ー腰を低くー
この頃アメリカのテレビを見ていて鼻につくのは、やたら腰を低くして見せること。
大人数の前で挨拶する時、以前なら冒頭からジョークを放ったり、「こんな立派な方々の前で挨拶できて本当に名誉に感じている」とか、素直でオープンだったのが、この頃では「こんな立派な方々の前で私は本当に自分を小さく感じています。I really feel humbled.」とか言わないといけないようになっている。humbleとかhumilityとか、アメリカ人が言うのを聞くと、僕はぞくっとして、無理するなよ、と言いたくなる。
なぜなのだろう。世界で米国の力が低下してきたから腰を低くするというのならわかるが、世界ではむしろ上から目線で民主主義や自由を説いて、とてもhumilityどころではない。多民族社会になってしまった自国、アメリカでだけ、他民族の隣人を怒らせないため腰を低くしてみせる、というのだろうか?
虚像に怯えるな">虚像に怯えるな
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