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世界文明

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2012年6月 9日

車社会 車経済 こんなに車は必要なのか

ある日バス停でバスを待つ。目の前を通り過ぎる車、車。どれも、運転者一人しか乗っていない。

ふと考える。何たる無駄なのか、と。図体の大きい箱を独り占めして動いていく。そしてこの箱がやたら高くて、日本経済どころか世界経済の土台骨を支えているとかいう代物なのだ。雇用も財政も。産業革命の成果だ、とか言って。

移動のためだけならば、もう少し別の手段はないものか? 今発売されようとしている1人乗り、または2人乗りの電気自動車とか、スキーのリフトを平らにしたような、「常動輸送軌道」(人の乗る箱がチェーンに結わえてあって、そのチェーンが動いていく)のようなものとか。

乗用車の数を減らすと、GDPは随分減るだろう。一時的には失業者もたくさん出るだろう。だが乗用車というのは、長い歴史のほんの一コマ。無駄をベースにGDPを膨らませていても仕方ないだろう。

コメント

投稿者: 松宮 正浩 | 2012年7月16日 10:33

全く同感です。バスは時間帯により乗車率が大きく異なり全体的には無駄が多いと思います。
香港~中国間の移動リムジンバスも昔は大型バスでしたが、近年は乗車率改善を目的に7~8人乗りの中型車に変更され、同時に乗車のままで通関できるようになったため大変便利になりました。

香港では昔から高速道路でのゲートポールも無く精神的な負担が無く、日本も中国を見習うべき点があると思います。
つまり、時間帯により大型車と中型車を使い分けるべきであり、電車とは異なり簡単に導入できる問題であると思っています。

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