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世界文明

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2012年3月31日

ピアッツォーラの音楽

最近、アルゲリッチがタンゴを弾いたCDを買ったのだが、もう一歩。これに比べるとピアッツォーラの音楽の切迫感というのは何なのだろう? アルゼンチン。第2次大戦前後は、世界に冠たる先進国。僕も伯父がブラジルに勤務していたので、今からもう55年ほど前になるけれど、ブエノスアイレスのスライドを見せてもらった時には、地平線まで伸びるハイウェーの様にすっかり驚いたものだ。

バックのチェロが黒くうねり、タンゴのリズムが運命を容赦なく刻んでいく。ピアッツォーラの音楽と言うのは、アルゼンチン文明爛熟の最後の時を刻んでいたのか?

(今のブエノスアイレスって、どんな感じなのですかね? 僕は行ったことがないのです。遠すぎる)

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