2018年11月18日
AIは総合大学を滅ぼし、10年後に蘇らせる
大銀行が新卒の採用を100人単位で減らしている。他の大企業でも総合職はどんどん減る。みんなインターネットやAIに職を奪われるのだ。需要があるのは、コンピューター・エンジニアだけ?
となると、日本の大学の人文科学・社会科学系講座の多くは学生がいなくなる。学生がいなくなれば、先生もいなくなる。
そこで英文学とか国文学とか誰も先生がいなくなる頃、今度は需要が急騰するだろう。と言うのは、ロボットやAIが何でも作ってくれるので、人間は文学や文化やスポーツくらいしかやることがなくなるから。つまり人文科学・社会科学は一時、AIに押しこめられるだろうが、厳しい冬の時代を生き延びれば、美しい春が待っている――ということ。
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