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経済学

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2011年3月21日

中国の成長の限界

日本は戦後、「二重構造」だと言われた。大企業を中心とした豊かな部分と、低賃金で長時間働く中小企業、あるいは農村と、両極からできている、というわけだ。

現在の中国がそれに似ている。「共産党員とその家族」は、日本で言えば大企業に入った連中のことだ。かなり豊かになった。

それ以外、特に農村はまるで国内での植民地のようだ。安い賃金でも働く。それは輸出をする場合には中国経済の強みだが、内需主導経済への転換をはかる時には大きな桎梏となる。

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