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経済学

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2010年5月10日

経済は人間が基礎

大学での講義でしゃべっていることを、ここに残しておく。「モノ作りが経済の基礎」とはよく言われることだが、サービス系の人たちにはどうしてそうなのかよくわからないようなので。

―――「経済」は人間が基礎。
我々が何に価値を見出し、何に金を使うか、それが経済になる。
自分がどのように生活しているか考えてみると、やはりモノがないと駄目、種々のサービスも何らかのモノを使って提供されていることに気がつく(教師のためのプロジェクター。宅急便のためのトラック等)。
モノ作りはやはりGDPの核で、これの周辺にサービスがくっついてGDPを膨らませる。
産業革命後、この核、そしてその周りのGDPは「成長」することが可能になった。当初は植民地に押し込み販売したが、それが独立して豊かになってくると、経済を相互に膨らませ合うことが可能になる。現在、われわれはそういう段階にいる―――

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