2016年8月11日
中産階級の夢破れ 西友の改装
うちの駅前の西友は、今大改装中。ウォルマートに買収されてから、これで何度目の改装だろう?
西友と言えば、高度成長時代の中産階級の夢の象徴。新しい生活スタイルを提案してくれる、明るく新鮮な存在だった。
ウォルマートはそうではない。ここは昔は日本、今では中国などから輸入する、安いだけが取り柄の商品を乱暴に並べたところ。業績不振の西友を救ってくれたのは有難いけれど、基本的な哲学が違う。今や西友は、夢破れた日本の元中産階級が、自分の所得レベルに見合った消費水準を、これでもかと教えこまれる場になってしまった。
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