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ジョーク

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2013年5月29日

ロバ型ロボット またはロボットが死を恐れるようになる時

「日本はロボット先進国だ」と思っていたが、米国での進歩は急速なようで、掃除機のルンバだけではなく、今度は「アフガニスタンでロバの代わりに荷物をかついで歩くロボット」というのが、ボストン・ダイナミックス社によって開発された。Youtubeで動画を見ることができる。滑稽で、まるで人間が入っているように見えるが、CNNがこの前もっと迫力のある映像を放送していた。
http://www.youtube.com/watch?v=ae06LFa3i38
まあ、これはこれで御同慶の至りなのだが(アフガニスタンのロバは失業するだろうが)、これを見ていると、絵空事だと思っていたロボット社会が本当に、それも急速に近づいていることがわかる。いろいろな作業をロボットがやってくれる。部下みたいに文句を言わずに。

その「文句を言わずに」という美点を、ロボットたちはいつまで保持しているだろう。ロボットの学習能力を高くすると、彼らはインターネットを見たりして「自習」し始めるだろう。「この世には『死』というものがある。それは苦痛に満ちた怖いものなのだ」ということをロボットが習得するとどうなるか?
彼らは、「不要の電気製品回収」の車が近所を回ってくるたびに戦慄することになるだろう。ロボットは、捨てられる日が死ぬ日だということをわかっているから。

そして彼らがやることは、電気製品回収車を襲うか、それとも持ち主を・・・

だから、どうするんでしょうね? ロボット社会と言っても。ロボットが永久の寿命を持ち、人間はその使い捨ての召使にされて・・・ 今のうちにロボットは全部、分解しておいた方がいいと思いますが。

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