2011年4月13日
グルジアの複雑系
面白い記事を見つけた。11日のAP。
北京で蝶がはばたくとニューヨークで風が吹く(?)とかというのが複雑系の理論。ロシアの作家ブルガーコフの「師匠とマルガリータ」では、農婦がヒマワリ油をこぼしたのに守旧派作家が足をすべらし市電に首をひき切られる場面が出てきて、これもほとんど複雑系。
3月28日、グルジアでこんな話があったそうだ。75歳のなんとかいう農婦が、鉄道の脇で電線を盗もうとして、地面を一生懸命掘っていた。それらしいものが出てきたのに喜んだ農婦はシャベルを振るうと、線を一気に断ち切った。それでグルジア、アルメニアのインターネットは数時間使えなくなった由。
彼女が断ち切ったのはもうかる銅線ではなく、光ファイバーだったそうで。
面白くないかな?
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