2011年3月 8日
究極の内需拡大――猫に小判、犬にケーキ
日曜日、ペットショップでたまげてしまった。ペットを擬人化していろんなものを売りつけてくるのには慣れているつもりだったが、これだけは・・・
ペットのためのバースデーケーキ!
それも「飼い主様も食べられます」だと。さかさまだよ、それじゃ。
今や日本の犬猫は2000万匹。これが1年に一度1500円のバースデーケーキを消費するとする。すると、300億円の内需拡大になる。それほど大したことはないか。
全国の犬、猫よ。日本経済の興廃は君らの消費にかかっている。1年に2回でも3回でもバースデーケーキを食おう。
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コメント
もはやこの次元に来ると、「ペットが好き」という
以上に、「ここまでペットのことを愛している自分が
好き」ってことなんじゃないかと・・・。
企業活動の観点から言えば、「顧客ニーズをつかむ」
のではなく「顧客ニーズを自ら生み出す」ことの必要
性を強く実感します。
いまの政治も、「国民の声を聞く」のではなく、
「国民の新たな意識、新たな価値観を醸成する」くらい
の発想で取り組んでもらいたいところですが、そんな
願いは「高すぎる望み」でしかないのでしょう。
個々の政治家を見れば、こんな状況のなかでも歯を食い
しばって一生懸命仕事をしてる議員さんもいるというの
に、なぜ全体の集合になるとこうなってしまうのか、
不思議です。