2010年5月 5日
政治家のミュージカル
さぼっていて随分時間がたってしまったが、4月11日BBCのWorld Newsで面白い場面があった。フィリピンはセブ島の牢獄で、重罪犯人たちがミュージカル風の歌と踊りを集団で、整然とやっているのだ。殺人犯も、カマトト風に罪のない大袈裟な身ぶりで愛を語る。(この放送の後で、これは囚人の人権抑圧だ、という声もあがった。小学校の運動会でのフォーク・ダンスを忌み嫌っていた僕としては、それに賛成だ)
ついては日本は、本当の政策よりも人気取りの演技にかまけている政治家たちに、やらせ風の国会討論などより、ミュージカルのまねごとで人気を競ってもらった方が、よっぽどわかりやすく楽しめるというものだ。鳩山、亀井、桝添、岡田、前畑、いずれもユニークなキャラクターが罪のないジェスチャーで指先で頬でもついてみせたら、人気はウナギのぼりだ。
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