2014年10月 2日
日本のインド化
郊外に住んでいて、この頃目につくのは自転車がやたら増えたこと。所得水準が落ちたからだろうか?
自転車はエコな乗り物だからいいのだが、問題は乗り手のマナー。団塊の世代だと、小学校などで自転車運転の決まりをずいぶん教えられたものだが、その後自転車が非主流の乗り物になったため、マナーというか交通規則がまったく守られてない。
道路の右側を平然と走ってきたり、突然方向転換したりは日常茶飯事。信号のない十字路などでは、右も左も周囲などまるで見回さなくなった歩行者と、これも傍若無人の自転車が混沌とした状況を作り出す。まるで一昔前のインドの交差点。これにリンタクと白い牛が加われば、東京の郊外はもう完全にインドだ。
悪いことに日本では、そのうちロボットも街を歩きはじめる。中にはタクシーまがいに、通行人を背負ってえっさえっさと走り回るタクシー・ロボットも現れるだろう。そんな日に備えて、早く交通法規を整備して、自動車の運転だけでなく、街頭での歩行や自転車走行やロボット製造も免許制にして欲しい。
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