2011年1月22日
国際関係は、隣近所のつきあいとどう違うか?
日本では、国と国の関係でも隣近所の付き合いと同じく、誠意と善意で大丈夫という人がいるが、それだけではないということ。
日本や他の先進国では「所有権」というものが確立していているから、隣人がまさかうちの柿を盗むとは思わない。毎日洗濯物を干すときに、にこやかに挨拶していれば、それでいい。
だが国際関係では、「所有権」、つまり領有権とかその他の権利は一応国連憲章とかその他の条約、システムで決められてはいるものの、誰か他国のものを奪おうとする悪者が出てきた場合、警察とか裁判所に類するものはない。その場合、どうするかというと、自分の家にピストルでも備えるか、ジャイアンのように腕っ節が強いが根は善いやつと仲良しになっておくか、どちらしかない、ということ。
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