2013年7月29日
安定した三年か、自民党内での政権たらい回しか
参院選で国会のねじれがなくなり、「これで次の選挙までの3年間は、安定した政権の下で日本がじっくり改革に・・・」などという論調が支配的だが、あまいのではないか?
普通、大勝利した政権は、その後身内の争いが激しくなって、自分でコケルことが多いのだ。与野党間での政権奪い合いは3年間、なくなるだろうが、自民党内部での政権の奪い合いは激しくなるかもしれない。
安倍政権はTPPとか消費税引き上げの実行とか、多くの課題を引きずる。これが原因で安倍総理支持率が落ちた時、自民党内の野心家達、安倍政権下で飯の食い上げになった者達が蠢きだすだろう。極端な場合には、自民党を割り、野党再編成の波に自ら加わってでも、野望を遂げようとする政治家が現れるかもしれない。
市民はよく目を凝らして、事態がそういう変な方向に転がらないよう、転がさないよう、気をつけていないと。
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