2011年10月 1日
路傍の雑草――衰微のきざし
東京郊外の方々で、歩道の脇に雑草が目立ってきた。そして駅前の歩道の舗石もいい加減古びて、所々浮き上がったり、角がかけていたりしている。
市の財政が悪くなっているのだろう。
思えば日本経済頂点の頃、歩道にはきれいな化粧舗石が敷き詰められ、われわれは本当に心豊かになったものだ。それが今は雑草を刈る者はなく、角が欠けても管理する者はない。ボランティアに、委任することはできないものか? 折角いい町を作ったのに、税収が減るともう本の木阿弥というのでは、戦後の経済成長はただの幻で終わってしまう。
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