2009年10月20日
日本人もびっくり:インド人まで日常の生活に
僕は昔の保谷市、今の西東京市に住んでいる。ある日、昔の保谷農協、今の「JA東京みらい」(洒落た名だが何なのか全然わからない)の前のバス停留所に出かけた。
すると道路の脇に「本格的インド・カレー」という看板が出ている。昼飯時でちょうどいいと思って、ちょっと洒落たドアを通ると、カウンターには2人のインド人とおぼしき人が立っている。コックとウィターなのだろう。
急いでいたので、「速くできますか?」。すると2人とも「?」。
日本語できずに商売してんのかよ、と思いつつ、英語で同じことを聞いても「?」。
昔、なんとか食品のカレー・ルーのコマーシャルで「インド人もびっくり」というのがあったが、こりゃ日本人もびっくり。遂に保谷農協の隣と言う日常世界にまでインド人が入り込んできて、日本語があまりできない。ああ、でも豊島園のユナイテッドの映画館脇にも同じようなインド・レストランがあったよな。
この広いアジアも所詮、中国とインドの二大文明のせめぎあい。日本もそうなってきたということだ。カレーとナンのセットは、最高にうまかったけど。そう言えば隣はラーメン屋だ。
にぎやかな音楽が店内に流れる。メロディー、アレンジとも、5年前に僕が勤めていたウズベキスタンの流行音楽とそっくりだ。インド文明はやはりペルシャ、オリエントの流れ。保谷で古今の歴史の流れを思う。
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