2020年12月26日
角川武蔵野ミュージアム観覧記
開館したばかりの角川武蔵野ミュージアムhttps://bijutsutecho.com/magazine/news/report/22436に行ってきた(今のところ予約制)。建築家隈研吾の設計による、奇怪、しかしオリジナルであること極まりない建物の写真に惹かれて。
実物は、予想を上回る圧倒的な存在感。中身の展示は、角川だから本の展示が主なのだが、天井から床まで陳列されている本は、出版社にこだわっていない。館長の松岡正剛氏の好みが反映されていて、彼の頭の中をのぞいているような趣。
感心したのは、観客の多くが若年層であったことだ。「けっこう、本を読むんだな」という感じ。因みに僕の本は一冊も置いてないので、探さないでください。
なお、このミュージアム、車で行ってひどい目にあった。まず新開地に立っているため、住所が僕の車のカーナビでは捕捉出来ず、別のところで「目的地に着きました」とやられて閉口したこと。ミュージアムの近くに来ても、信号のところに何の表示もないこと。そしてミュージアムの建物の下に着いても、駐車場がどの方向か表示はないし、駐車場の入り口にも何も表示がない。やっとのこと、駐車場で車を降りても、ミュージアムはどちらに行っていいかわからない。
要するにユーザーに不親切。管理者が自ら車を運転してやってこないと、どこに問題があるかはわかるまい。これ、中間管理職の責務だと思うが。
でも、電車で行くなら、表示はきっときちんとしていることでしょう。
行ってみる価値のある、大規模博物館です。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.japan-world-trends.com/cgi-bin/mtja/mt-tb.cgi/4051