Japan and World Trends [日本語] 日本では自分だけの殻にこもっているのが、一番心地いい。これが個人主義だと、我々は思っています。でも、日本には皆で議論するべきことがまだ沢山あります。そして日本、アジアの将来を、世界中の人々と話し合っていかなければなりません。このブログは、日本語、英語、中国語、ロシア語でディベートができる、世界で唯一のサイトです。世界中のオピニオン・メーカー達との議論をお楽しみください。
ChineseEnglishRussian

言いたい放題

Automatic Translation to English
Automatic Translation to English
2018年6月10日

ピリスとヤマハのピアノ

今日テレビで、マリア・ジョー・ピリスとブロムシュテットのN響がベートーベンのピアノ協奏曲第4番を演奏しているのに出くわした。僕の一番好きな曲の一つ。そしてこの演奏者の組み合わせがたまらない。ピアニストと指揮者の年齢を合わせると160才程度。だから少しテンポはもたつくが、滋味といったらこの上ない。

そして驚いたのが、澄んで伸びる音を出すピアノがYAMAHAであったことだ。古くはリヒテルがヤマハを愛用していたが、わりと平板でつぶれた音に聞こえた当時のヤマハは、僕は好きになれなかった。ところが今は、スタインウェー程きんきんしない、控えめながらも音楽的な。

これを、音楽性を重んずるピリスが選んでくれたことに感激。河合もいいピアノなのだが。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.japan-world-trends.com/cgi-bin/mtja/mt-tb.cgi/3680