2015年9月 6日
歩行者優先なのか過保護なのか
郊外の駅、ショッピング・センターの前。横断歩道がある。信号はない。
ある日一群の人が渡り終え、止まって待っていたバスがやれ発進しようかという時、草食風の男が一人、わき目もふらずスマホの画面を見つめたまま、歩道から下りて横断歩道をよたよた渡り始める。歩行者優先にすっかり甘やかされて、バスに乗っている大勢の人たちの都合は全然考えない。
そして踏切を渡り終えたところにも、横断歩道がある。遮断機が上がって、向こうから車が渡ってくるのが見える時にも、横断歩道を歩く人は絶えないし、踏切を渡る車のことは全然考えていない。そのうち横断歩道でつっかえて踏切で立ち往生する車も出て来るだろう。
欧米ではいくら歩行者優先、人間優先と言っても、もう少し合理的だけど。自分で見て、自分で考えているから。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.japan-world-trends.com/cgi-bin/mtja/mt-tb.cgi/3066