2014年5月24日
げにすさまじきもの その7
うちの界隈には、すさまじきものがいくつかある。
サーティーワンのアイスクリーム屋。ヴァニラを好きで、今日もコーンで食べようと、勢い込んで入っていくと、店員は客を見もせず、「いらっしゃいませ」とも言わず、ただ延々とごそごそ何かやっている。そしてやおら潜水でもするかのようにケースの中に身をこごめると、アイスクリームの入ったバケツ(?)を何やらほじくり、そして1分もたつとやっと、小さなスプーンの先に検便のようにアイスクリームを塗って、「いかがですか?」と聞いてくるのだ。
こちらは試食など完全に関心ない。ヴァニラ一筋に決めているのに。このマニュアル、いいかげん、社の幹部が気が付いて直すべきだろう。それとも、アメリカの本社から送ってきたマニュアルにそう書いてあるから変えられない? でも、アメリカのサーティーワンでこんなアホな目に会ったことはないけど。
そしてVie de Franceとかいうパン屋。菓子パンでも食べて休んでいこうと、長い列に並んで待つこと5分、やっと番が来たと思ったら、高いところから若い女性従業員が客の目も見ず、大声でのたまう。
「あ、店内でご利用の方、あちらのレジでお願いします。はい、次の方!」 取りつくしまもない。
店内だろうが持ち出しだろうが、手続きは同じなのだから、売ったらいいだろうに。その菓子パン、そこらに放り出して店を出る。
マニュアルとおりにやるのもいいけれど、もう少し客の立場に立って、自分で判断するように訓練してくれないのかね。「おもてなしの心」と言われても、だから偽善の香りがふんぷん。
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