今日テニスに行ったら、となりのコートで１０代くらいの女の子が二人、ばんばん打ち合っていた。両方とも、それぞれの世代でのランキングは最上位の方だそうで。

僕もあのくらい打てるけれど（？？？）、いいのは二人の闘争心。「この頃の日本の若者は草食的で・・・」などという苦情はまったく当てはまらない。日本の野球もサッカーもそうだが、「何くそ」という気持ちで世界にうって出る若者はますます増えていて、その水準はもう世界でも上位だ。見ていて気持ちいいのは、「日本のために」とか「国のために」とか悲壮なことは言わず、「自分が自分でリスクを背負って自分の能力を試してみるのだ」と、あっけらかんとして言うことだ。

いつの世にも、老人は若者の悪口を言う。だがいつの世にも、若者のうち「肉食」の連中はいつも同じくらいの比率でいる。