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2013年9月13日

大胆になってきた日本人

国際オリンピック委員会での日本の言動は、伝統的な、臆病なほどの慎重一本やりからはみ出した、ダイナミックなものだった。高円宮妃殿下はその見事な語学力(ナマで聞いたことがあるが、ちょっとハンパじゃない)と人を引き付けるスピーチをする能力を最大限発揮された。政治活動に皇族を利用したとかいう批判があるが、スポーツは政治ではない。それに、英国とかスウェーデンの王族はスポーツはもちろん、企業の宣伝、軍役にまで従事する。

安倍総理は汚染水の問題は完全にコントロール下にあると大見得を切った。これについてもいろいろ意見が出されているが、ああいう場ではああ言ったらいいので、実際にはこれから努力して「完全なコントロール」とやらを実現していけばいい。

あれこれ考えてちぢこまっていたら、何も進まない。何も動かない。前例主義でちぢこまるのはやめよう。それでは世界で、米国や中国やEUに伍してやっていけない。世代交代でいこう。

後輩の官僚を見ていても、前よりもっと能動的で大胆な者が出てきた感じがする。モルドヴァに多額の円借款を出したり、トルクメニスタンで大型商談を実現したり、以前であれば、二の足を踏んでいただろうからだ。

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