2010年8月22日
ガラパゴスの携帯電話なら、I-Phoneくらい---
日本の携帯電話は「ガラパゴス」で、日本でしか通じない機能を満載しているから世界で売れないんだということになっている。まあそれほど単純ではなくて、日本の製造企業がわざとそうしてきた面もあるようだが、それだけではなくてこれをもっと世界に売り出せるのではないかと今日、ふと思った。
つまり、日本の携帯にはいろいろ変わった機能がついているのだろうから(実はどんなことができるのか知らないのだが)、その中で世界の他の大市場で受けるものもいくつかあろうというものではないか。それを抽出してJ-Phoneとかのブランドで売り出せばーーー
全然だめか。
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コメント
特殊な需要を開拓する方法はあるんじゃないですかね?
世界で売る時代は、韓国、中国、インドと世代交代しつつありますよね。でもそれらの諸国がになうのは消費国家としてのいわば一義的な需要。大量生産、大量消費による安価化。
地域や年齢ごとの需要や利便を読み取った棲み分け機種による地域、年齢層限定生産。ほどほどの量産と地域ごとのブランド化などできないでしょうかね。
消費社会が進めば当然多様化が進むので、国民に膾炙するタイプの生産体制はもはや考えるだけ不毛というのがガラパゴス化で悩む因子なわけで、改めて社会の人の流れに目を向ける時期なのかもしれませんね。フォービズム的な売り方ではもうやっていけないということなのでしょうしね。
日本の携帯は「新しいもの」を詰込めば売れるとする妄想に陥ってる傾向があるような気がします。
友人が、使いやすいと思って選んだ機種が「子供用」なんて転倒まで起こるほどです。
今のように新技術に踊らされている事大主義的な田舎の発想で物を作ってるようでは、だめでしょうねぇ・・・。
情報や通信の意味が誰にとって、どの地域にとって、なんなのか社会学的に分析して、それに応じてものづくりをするという当たり前の事ができなくなっているのかもしれませんね。
ヨーロッパの携帯は規定がきつすぎて、こうした柔軟性は逆に無いはずです。
と偉そうに、放談につき合わせていただきました・・・。
失礼します。