2012年1月19日
一人一人に背番号を
国民総背番号制と言うと、税務署に所得を把握されて税金を取られるのではないかと思うが、そんなことはもう言っていられない。
例えばこの前の地震、津波で銀行通帳や身分証明書を紛失した人が多かった。こうなっても、一人一人に番号がついていて、コンピューターでデータを数か所に保管してあれば、書類をすべてなくしても、自分の番号を忘れても、1か所のコンピューターがやられても、名前や電話番号から検索することができるだろう。
そしてこれからの日本では転職も激しくなるだろうから、番号制で年金の付け替えなどを自動的にできるようにしておかないと、いくら役人の尻をたたいても記録ができなくなるだろう。
あの個人の権利にやかましいデンマークでさえ、国民総背番号制は1970年代からか実現していて、今でも社会保障の配分などにものすごく重宝しているらしい。
次の地震が来るまでに、一人一人に背番号をつけてもらいたい。
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