Japan and World Trends [日本語] 日本では自分だけの殻にこもっているのが、一番心地いい。これが個人主義だと、我々は思っています。でも、日本には皆で議論するべきことがまだ沢山あります。そして日本、アジアの将来を、世界中の人々と話し合っていかなければなりません。このブログは、日本語、英語、中国語、ロシア語でディベートができる、世界で唯一のサイトです。世界中のオピニオン・メーカー達との議論をお楽しみください。
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街角での雑想

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2007年1月 9日

新年おめでとうございます。

新年おめでとうございます。
今年からこのブログ、少し趣向を変えて、日記のようなコラムを作りました。
街を歩いていたり、ニュースを渉猟したりしていると、いろいろなことが頭に浮かんでくるのですが、それをちゃんとした論文にしてこのブログに載せようと思うと、時間ばかりかかって更新がしにくくなるからです。
アイデアをナマの段階でこのブログに載せ、皆様のコメントもいただいて更に考えを発展させていきたいと思っています。

ということでさて・・・
日本からは年々、正月の雰囲気が薄れてきました。
大体元日に開いている店があるなんて、ついこの間までは考えられなかったことです。
皆で休んでこそ、正月なのだと思うのですが。このままじゃ、気分の入れ替えができないまま、伸びきった×××のゴムのようになってしまいます。
元日や2日に和服を着て歩く女性も本当に少なくなりました。成人の日周辺の方がむしろ、和服姿が目立ちます。正月もつまらなくなったものです。

今年は北朝鮮とかイラクとかイランとか、きなくさい話題が多いので、少し面白い話題を紹介します。
僕は自由業ですから、朝はゴミ出しや犬の散歩が日課になっています。家内は仕事で朝から出ているのです。
あれだけ税金を払っているのだから、ゴミ集めももう少し我々の便利を考えてくれても良さそうなものなのに、三種類にも仕分けして(「新聞・雑誌は十字に結べ」というご丁寧な指示まであります)、ゴミ出しだけのために朝早く起きなければなりません。
で、起きると、我が家の犬がもう玄関で待っていて、散歩に行こうと言っています。
ある日、犬を引いて近くの神社の横を通りかかると、年配の方達が20名ほど、何やら体操をやっています。その動きがどうも、中国の太極拳に似ている。まさか日本の神社で太極拳をやっているはずもあるまいと思って、ラジカセから流れる掛け声に耳をすませると、それは覚えて間もない中国語の数字「1,2,3! イー、アー、サン!」ではありませんか。
これには、苦笑いしました。神社と言えば、ヤマト魂の本拠のようなものでしょう? そこで中国の太極拳をやっている。
でも、目くじらをたてることもないでしょう。お寺でロック・コンサートが開かれている時代です。神社で外国の体操をやっても、かまわないでしょう。
昨年は「嫌中」などと言われましたが、市民レベルでは中国の文化をごく当たり前に楽しみ、利用している―――僕にとってはこのことが新鮮、というよりむしろショックでした。
ものごとは、理屈だけで判断できません。生活における実感、国際関係においてもこれが大事です。
昨年末は、東京に住んでいる中国人が集まる忘年会に出てみましたが、その層の厚いこと。
今の時代、大学や大企業ばかりか中小企業までが中国人を雇っています。この厚みはおそらく、日米関係のそれを上回っているのではないでしょうか。
まあ、そんなところで今日はやめます。そのうち、「日本における外国人」というテーマで論文でも書くつもりですが、いつのことになるやら。良いお年を。

コメント

投稿者: とおる | 2007年1月29日 20:37

はじめまして。
本日、読売新聞で拝見してお邪魔しました。
各国語によるブログで、外交問題を扱っておられるので興味を持ちました。
なお、差し出がましいかもしれませんが、次の点を考慮されたら、読者が増えるかもしれません。(余計な読者も増えるかもしれませんが。)
(1)ブログのランキングに参加する。
 例えば、
 http://blog.with2.net/rank1510-0.html
(2)ホームページの検索にひかかりやすくするために、キーワードを追加する。
 例えば、産経新聞(http://www.sankei.co.jp/)のソースコードを見ると、次のキーワードを設定しています。


今後のご発展をお祈りいたします。

投稿者: とおる | 2007年1月29日 20:39

すみません。
産経新聞のキーワードが表示されませんでしたので、再度投稿します。
name="keywords" content="産経新聞,産経,新聞,ニュース,速報,購読案内,sankei shimbun,sankei,simbun,news"

投稿者: ほたる | 2007年1月30日 10:42

はじめまして
29日の読売新聞の”ひと”拝見。今地球温暖化問題で、危機感を持っている一人です。特に中国のエネルギー・食料・環境(水と緑)など今後の動きに興味を持っています。

中国大陸(モンゴルも含めて)での、日本のNGOなどの様々な植林活動の動きが数々報道されるようになっていますが、その実情(真偽)はどのようなのでしょうか。
どこに、どのような樹木を、どのくらいの規模で、どのくらいの年数をかけて取り組んでいるのかなどなど。

大変なご苦労があると思います。努力は報われているのでしょうか。
成功例などはあるのでしょうか。

投稿者: 和島俊二 | 2007年1月30日 18:34

はじめまして   とても楽しく為になります。 今後よろしく願います。

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