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街角での雑想

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2009年10月21日

紀伊半島(写真集)

8月の末、紀伊半島に行ってきました。白浜、熊野大社、潮岬、串本、那智の滝といった日程。
その間、大型台風が東京を襲い、しかも政権まで代わってしまいましたが、紀伊半島はこの上ない快晴でした。


(白浜の太平洋)


(紀伊半島沖は江戸時代、大阪と江戸を結ぶ物流の大動脈だったから、海賊も多かったようで、ここはその海賊が潜んでいた洞窟。怒涛が流れ込む)


(洞窟に潜む海賊)



(潮岬の夕暮れ)

このあたり、総選挙の結果を知りたいと思い、レンタカーのNHKラジオを聞こうと思ったのだが、入ってこない。くねくねとした音楽が流れ、中国語放送が聞こえてきた。僕も早めに中国語の勉強を始めていてよかった。そのうちに・・・


(潮岬橋杭岩の日の出)


そう言えば、紀伊半島のこのあたり、中国とは古来から関係があるようで、「徐福公園」という表示が目に付いたのでホテルで調べてみたら、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%90%E7%A6%8F%E5%85%AC%E5%9C%92こういうことでした。
秦の始皇帝に不老不死の薬を見つけろ、と言われて送り出された徐福さん、みつけずに帰国すれば死刑になるだけなのが目に見えているので、この地に住みついて亡くなったのだそうです。
日本の外交官も、目標を達成せずに帰国するとクビ、などということにすると、どうなるでしょうね。


(潮岬の太平洋)

このあたり、有名な植物学者の南方熊楠(みなかたくまぐす)の記念館があるhttp://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/彼の家がここにあったわけではないが、太平洋を見下ろす丘の上だ。業績は世界水準ながら、今では知る人ぞ知る人でしかなくなってしまった彼。それでも、いいよな。


(那智の滝)

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