2009年6月 3日
「就活ルック」、いい加減にしたら?
この頃、街を歩いていると、と言うか、大きなビルをうろつくと、真黒な「就活ルック」の一団の若者に会うことが多い、今、そんな季節なのだろうか?
あれ、現代の日本に何とも異様で、画一主義と大企業への依存心と事なかれ主義の塊のように見える。
「クール日本」と一時は言われたほどの活気あるポップ文化を生み出した連中の、なれの果てがあのカラスの大群?
テレビのバラエティー番組や新聞の広告で見せる、あの溌剌とした個性豊かな若者達のまま、企業に入っちゃいけないのだろうか?
今は大企業でも、世界中で真剣勝負しなきゃいけない時代。なのに、あの黒ずくめの「企業制服」マインドで、本社にこもって流れ弾でもよけているか? まちまちの服装で、日本の各地に、そして世界へどんどん乗り出して行ってほしい。60年代、僕の父親達の世代は、世界の市場を制覇するつもりで外に出て行ったのだから。そのころは、大企業の中でのうのうと生きるのじゃなく、懸命に働いたら自分の会社が大企業になっていたという時代だったのだ。 河東哲夫
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