2012年5月 9日
日本人の留学促進 生命保険会社が奨学金を
この数年、日本の大学生は、留学どころじゃないよ、という感じだったのが、潮目が変わってきた感じがする。嬉しいことだ。留学は人間を自立させる。自己責任の原則をたたきこむ。
でも、海外での高い学費に困る学生もいるだろう。米国の私立の大学だと、月謝だけで年間200万円は超えるからだ。
するとすぐ、「政府が奨学金を」とか言い出す人がいるのだろうが、そんな財政赤字を増やすことばかり考えないで。もし民間企業からの資金で間に合うのだったら、それでいいではないか。
例えば、生命保険会社Aが奨学金を出す。学生はそれを使って海外で勉強をし、卒業して就職すると、生命保険会社Aで生命保険に入る。その掛け金をもって、奨学金の分割返済だとみなすのだ。
回らないかな? このやり方。
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