2018年8月 9日
60才以上から投票権を取り上げろ という暴案について
この頃胸がすかっとしたのは、あるシンポジウムで若者がこういう発言をした、と聞いた時。「政治家なんていろいろ言いますけど、私たち若い世代にしてみると、いっそ60才以上の人には投票権を与えないで欲しいんです。自分たちではもう稼いでいないのに、数が多いのを嵩に着て、選挙、そして政治を牛耳っている。若い世代の生活はひどくなるばかりです」
その通り。今の日本は、養ってもらっている世代(とは言っても、自分の年金のかなりはかつて自分が積み立てたものなのだが)が、養ってくれている世代にますますしわ寄せをする政策をとっている。若い世代は、子供を保育園に入れるのにさえ苦労しているのに。
僕自身、もう老年世代だが、この若者の言うことには一理も二理もあると思う。まさか、老年世代から投票権を奪うわけにはいかないけれど、ウェートをつける等、皆で議論して変えるべきだ。
若い世代も勉強が足りないと思うけど、老年世代も同じで、それならばもう諸方で若返りをするべきだ。今の日本は、サナギの殻に閉じ込められたセミのようなもので、活力を解放しないといけない。
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