２０１３年６月、草思社から出版。
外務省引退後９年の蓄積を経て出したもの。引退後初の単行本となった。

米国、中国、ロシアを内部に入り込んで観察。日本の同盟国としてはやはり米国が最良であることを説いたもの。
民主党時代は社会党的立場からの反米気運が高まったが、安倍政権になると支持者の一部に見られる過度の国家主義が自暴自棄の反米に転化しかねない危険性が出てきた。

書店にあふれる反米本、中国・ロシア中傷本の中和剤として残るといいと思っている。

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