2011年7月 2日
日本人が気にしているほど、外国は日本のことを気にしていない
地震の後とか福島原発の処理についてもそうだが、日本人は外国での評判を気にし過ぎだ。向こうは、それほどいつも日本のことを考えてくれているわけでもない。相手が自分のことをどう考えているかを気にする前にまず、自分がやりたいこと、言いたいことを主張してはどんなものか。他の国の人間達は皆、そうやっている。国よりも個人で動いている。
話せないから、話せなくても大事にしてもらいたい、尊敬してもらいたい、と思っても、これは無理なことだ。もう諦めて、英語や中国語を少しは話せるようにしないと、駄目だろう。大企業も採用に当たっては、外国語能力のある者には少しプラスのハンディをつけて考査してもらいたい。
「大企業に採用される」ことこそが、今でも相変わらず大半の日本人の目標であり、ここで必要とされる資質条件を変えると、日本の大学教育、入試の全体が変わり、英語教育が実質的なものとなってくるからだ。
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