2007年2月 4日
タシケント紀行
1月下旬、古巣のタシケントに行ってきました。長文ですが、その感想を左の「論文」の欄に掲載します。コメント、批判等よろしくお願いします。
ここで一番言いたかったことは、2008年に日本で開かれる先進国サミットの準備(内容面)を今から考える必要がある、東アジアの安保、経済関係の安定をはかる上で重要な会議になるだろう、また中央アジアについても「中央アジア・プラス・日本」という貴重なフォーラムを有する日本は、中央アジアを独立してまとまった地域として確立させていく上で、イニシヤティブを発揮し得るだろう、ということです。
このブログは、1月29日の読売新聞朝刊で紹介されました。
その直後ヒット数が急増したのですが、その結果、左上のワン・クリック世論調査で、日本の安保政策については「自主防衛、核武装でいくべし」という選択肢が、ダントツのNo.1を占めるに至りました。
イラク戦争後の米国が、日本の青年の間でも人気を大きく落としています。
自主防衛(日米安保なしでの)、核武装というオプションが果たして実際的なものなのか、このような手段は日本を経済的・政治的に孤立させ、国内締め付けを戦前のように非常に厳しいものとし、肝心の日本の繁栄、自由を危うくするであろうことについては、十分な議論が行われていません。
劇場政治、ポピュリズム―ーーそれはそれとして、本音の議論もしなければいけないと思います。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.japan-world-trends.com/cgi-bin/mtja/mt-tb.cgi/136