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世界はこう変わる

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2018年1月11日

常識と自信の中に埋没している韓国の反日

韓国と言うと「反日」、いや社会全体が反日というわけでなくても、誰かが反日を叫び始めると、誰も反論できない。大統領も止められないので、外交は反日、親中に傾く、ふらふらして全く頼りにできない相手だ、というのが相場。
韓国に実際に出かけると、確かにほとんど反日感情を感ずる時はないのだが、日本に帰って報道を見ていると、韓国への見方は果てしなくマイナスの方向に傾いていく。

時々修正しないといけない。ちょうどいいメールが来たので、紹介する。日本の大手製造業を30歳そこそこでやめて、「もっと自由な足場で挑戦するために」ソウルのビジネス・スクールでMBAを修得中の若者の言。なんで韓国かというと、この頃は猫も杓子も中国なので、自分は韓国を軸にして差別化をしようとしたのだそうだ。こういう若者も育っている。そして、ものの見方は囚われていない。

――さて、韓国については日本から見ていると慰安婦問題などで政治が不安定な印象があると思いますが、現地で生活しているとまったく反日を感じることはありません。むしろ、韓国語や英語での議論を繰り返すうちに、「反日」というよりは「反大日本帝国」であるということを韓国の人は意識しているように感じました。現在の日本国に対してはむしろ身近な印象を持っているようです。それは年配から若者まで共通しているようです。

また、そもそも日本についてあまり意識しないようになってきたそうです。私は現在の韓国しか知りませんが、特に年配の韓国人の方は日本を常に意識してきたのに、若者は全く日本にコンプレックスがないため隔世の感があるとのことです。
ついでに書きますと○○○○電子に37年勤務されたというビジネスマンの方にお会いした時に、「アナログ時代には東京や名古屋によく出張しましたが、デジタル時代になってからは日本に行く用事は無くなりましたね」と余裕の表情で言われて、韓国の人の心理が垣間見えた気がして面白かったです。――

最後のところなど、こんちくしょうと思わないでもないが、それは日本人が後れたのが悪いのだ。


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