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2013年4月19日

ボストン テロ被疑者 そのチェチェン風の名前が意味するもの

CNNは、ボストン・テロの被疑者の名前は Tamerlan Tsarnaevだと報じている。Tamerlanは中世中央アジアの英雄チムール大帝の英語名。Tsarnaevは語尾から判断するとロシア風に見えるのだが、ロシア語ではこうした名前はなく、チェチェンのあたりでよく使われる、チュルク語を語源とする名だとネットには書いてある。

チェチェンは1990年代、ロシアに対する独立戦争で有名だが、エリツィン政権によって鎮圧され、現在では中央からの手厚い援助の下に繁栄している。その首長カディロフはプーチン大統領に心服している男だ。
カディロフ政権に反対して、森の中で抵抗を続けるものもいるが、これはもう少数派になっている。
それに、彼らがボストンでテロをやる理由はない。

だとすると、最近チェチェン人がシリアの反政府派の中で活動していたり、アフガニスタンでも活動がうわさされていたりすることに、注意が向く。

今回のボストン・テロ事件、米国内の不満分子によるものかと思ったが、もしかすると、海外の問題に関連したものかもしれない。わりと複雑なことになるかもしれない。

コメント

投稿者: 輝 | 2013年4月23日 22:35

ロシア側のやらせ、disinformationという可能性はないでしょうか。この機会にチェチェンを叩きのめそうと、米側を抱き込もうとしているのでは?

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