メルマガ 文明の万華鏡 第132号を発行しました
メルマガ「文明の万華鏡」第132号を「まぐまぐ」社から発行しました。
同社サイトよりご購読下さい。冒頭部分は以下のとおりです。
はじめに
米国で金融不安がぶり返す可能性は残っていますし、7月には政府債務上限の改訂で与野党の合意がならずドルが急落する可能性もこれからニュースの前面に出てくるでしょう。
ロシアでは、プーチン大統領がこの頃は公邸に帰らず、「クレムリンに住んでいる」(3月25日テレビ・インタビュー)状況が注目されます。これまでのソ連、ロシアの指導者で、クレムリンで寝起きした者はいないはず。昨日、ウクライナのものと見られるドローンがモスクワ近郊で墜落したこともあり、公邸では十分な安全がはかれないという事情があるのでしょう。
そんなロシアは別にして、中国、インド、ブラジルと準超大国たちが外交を活発化させています。世上では、ドルが基軸通貨の座から転げ落ちる日を待望する論調が、またひとしお盛んになっています。しかしそういうことを言う人たちは、自分ではインド・ルピーやブラジル・レアルで預金をしているでしょうか。
というわけで、今月の目次は次のとおりです。
ドル凋落?
破れかぶれの大統領選に向けてまっしぐら――ロシア
(石油バブルから国債バブルへの依存を強めるロシア経済)
(プーチン五選への意気込み)
(分裂?)
(分裂で核保有国を増やさないために)
ウクライナの謎
(「過激右派」の実体と政権への影響力)
(アヴァコフ前内相)
(オリガークの現状)
眠りから覚める中国の「一帯一路」
今城塚と継体天皇
今月の随筆:AIに詐欺師はできるか?
今月の随筆:折れた風力発電塔
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